株の取引を行なう上での基本となるのが、市場の動きを読み取るということですが、そのためには株価が「上がるタイミング」「下がるタイミング」を知っておかなければなりません。
ここではそれらのタイミングについて考えてみることにしましょう。
まず「株価が上がる」というのは、どんな時なのでしょうか?
大きく分けて4つのパターンが考えられます。
1つ目のパターンは「企業の業績が好調」である時です。
「企業の業績が好調」というのは、言い換えれば「企業に利益がもたらされている時」であり、こういう時期にはその企業の株を買いたい投資家も殺到します。
すると、必然的に株価も上がってくるというわけです。
2つ目のパターンは「企業の業績が上方修正された時」です。
上方修正とは、企業が当初予想していた数値と比較してはるかに業績が良かったために、今後の業績見通しをさらに上方へと修正することを意味します。
こういう時にもその会社の株を買いたいという投資家は増えてきますから、当然株価も上昇します。
3つ目のパターンは「株式分割を行なった場合」です。
株式分割とは、すでに発行されている株をさらに2つ、3つへと分割することを意味します。
株式分割が行なわれると1株あたりの値段が下がるため、今まで欲しくても手が出せなかった投資家たちが一斉に買いへと走ります。
人気が出れば株価が上がるというのは、もうお分かりですよね?
この場合には短期売買を狙った投資家も集まってきますので(ブーム的な要素も大きいため)、さらに株価は上昇することになるのです。
4つ目のパターンは「復配・増配された時」です。
復配・増配とは、それまで無配当(もしくは低配当)だった企業が、業績の上昇により配当金を出す(もしくは増額する)旨を発表することです。
こういった企業へは投資家たちの注目も集まり、株価が上昇します。
復配の場合には特に伸び率も大きくなるようです。
株価の上昇には、以上に挙げたものの他にも、為替の変動や景気の拡大といった要素も大きく関係してきますので、初心者の皆さんも実際の取引をはじめる前にしっかりと社会の動きを見据え、分析しておくと良いでしょう。