FXの取引を実際に行なう上でキーポイントとなるのは、やはり注文方法です。
FXの注文方法としては「指値注文」と「成り行き注文」の他、よく使われるものに「逆指値注文」「IFD(イフダン)注文」「OCO(オーシーオー)注文」「IFO(アイエフオー)注文」があります。
「指値注文」と「成り行き注文」については株式の項目でご紹介した通りですので、ここではその他の注文方法について見ていくことにしましょう。
まず「逆指値注文」とは、例えば「○○円まで下がったら売る」「○○円まで上がったら買う」というような注文方法です。
値段を指定して注文を出すという意味では「指値注文」と同じなのですが「逆指値注文」の大きな特徴は、あくまでも「自分に不利な状況を設定する」という点にあります。
このような注文方法をとることに、どのようなメリットがあるのでしょうか?
第一に考えられるのは「上昇トレンドに乗ることができる」という点です。
為替の相場は一度変動すると一方向に動きだす傾向にあります。
そのため、上昇トレンドがきた時にはその状況が継続することを想定して、今のレートよりも高くなったら買い、反対に安くなったら売るというポジションをとることが有効に働きます。
第二に考えられるのは「損失を最小限に抑えることができる」という点です。
為替の相場はいつでも推測通りに動いてくれるわけではありません。
万一、自分の推測とは反した動きがあった場合でも「逆指値注文」で「○○円まで下がったら売る」と設定しておけば安心といえます。
第三に考えられるのは「利益を確定する場合」です。
相場が推測通りに動いてくれた時には「もっと高値を狙いたいけれど、ある程度の利益は確保したい」ということで、この「逆指値注文」を出すことがあります。
例えば、100円で買ったものが120円まで上がったとします。
上昇気流はまだ続くかもしれませんが、急激に下がってしまう事態も起こるかもしれませんよね?
そのような時に110円あたりで「逆指値売り注文」を出しておけば、下がったとしても10円の利益は得られることになります。